あたみ荘は宮城県石巻市鮎川にある民宿です。
東日本大震災が発生する前までは鮎川集落の真ん中辺りに民宿がありましたが、震災で全てが流され、現在は高台に移転し営業を再開しています。当時の宿帳も全て流され連絡もできず、さらに場所も変わってしまったため、昔からのお客様の中には『あたみ荘はなくなった』と思われている方もいるかもしれませんが、こうして無事に再開ができておりますのでまたお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
あたみ荘のこだわりは『宿から見える絶景』と『漁師直営ならではの新鮮な海鮮料理』です。他は自慢ではありませんが… 特に何もありません(笑)。そのため、ゆったりのんびり過ごして頂くのがオススメの宿になります。
細い、くねくねとした道をひた走った先にあるとっても不便な場所ですが、だからこそ「残っているもの」がここにはあります。家族経営の小さな宿ですので、田舎に帰る気持ちで気兼ねなく遊びに来て下さい。家族旅行、グループ旅行も大歓迎です。
「本当になにもないね(笑)」とよくお客様に言われます。
東北は石巻の東の果てに牡鹿半島があり、さらにその半島の端っこ、 鮎川と呼ばれる集落にあたみ荘があります。そこにあるのは海と山と時々「鹿」です。 遊園地もなければ、繁華街もありません。 時々鹿が通るような場所にあたみ荘はあります。 そんな日常とかけ離れた場所だから、見える景色は特別で格別です。 海に面した切り立った高台に宿があり、窓からはパノラマな海の景色が一望できます。 近所の御番所公園から見える朝日に宿から見える沈む夕陽、 澄み切った星空は心に残る風景です。